看護師として働くことがつらいと思っている方へ
何かつらいことがあって、看護が嫌になったからといって、人生をあきらめないでください。
たとえ看護で失敗しても、その失敗はあなたのすべての失敗ではありません。
看護から離れることも、人生では必要なことなのです。
看護から離れても全然いいんです。
看護をずっと続けていくことなんて不可能です。
それは本当の意味で疲れてしまいます。
だから時にはおやすみが必要です。
わたしの人生において、看護が占める割合は10%もありません。
私の人生は
スタバでのんびりすることだったり、
お酒を飲んではしゃいだり、
友達とくだらない話をしたり、
温泉で将来の夢や妄想を友達と語ったり、
ディズニーで夢の国を満喫したり、
海外旅行にいってバカンスしたり、
好きな人のことを想ったり、
これらの割合の方が看護よりもよっぽど多いし、看護よりも人生で大切なことです。
看護は自分の人生を豊かにする一つの道具に過ぎず、看護や病院に縛られる必要など全くありません。
看護や病院に縛られるより
よい恋愛をして、よい音楽を聴いて、よい旅行をする方が
よっぽどよい人生だし、よい勉強になります。
堅く考えずに、自分を追い込まずに、逃げ道を確保しておいてください。
また看護に戻りたいなと思えたら戻ってくればいいし、いつでも戻れるのが看護のよいところです。
とりあえず新人として頑張って、数年後に看護が嫌になったら一回看護から離れて
またそこからスタートすればいいだけの話です。
看護師はまだまだ女性が多い女の世界。
陰口や理不尽なことを言われるのはあたりまえ。
いじめられないために取り繕ったり、先輩の顔色をうかがって仕事をするなんて馬鹿みたいと思うこともあると思います。
まじめであればあるほど負のスパイラルに陥るし、
なんでこんなことやってるんだろう、こんなことするために看護師になったんじゃない
と思うことも多いとおもいます。
夢も目標もわからなくなってしまうこともあるかもしれません。
決して、看護師を辞める事を推奨している訳ではありませんが、
自分が壊れてしまわないためにも、
逃げるという意味ではなく、自分を守るために
辞める選択は必要なときがあります。
たくさんの人に相談して、
たくさん考えて、
できることをやり尽くした上で看護から離れるという大きな決断をしたのなら、
後悔はしないはず。
看護がすべてではないから。
自分らしくあるために
手遅れになるまえに新たな一歩を踏み出すのも大切です。
仕事を辞めると今までのあたりまえが、あたりまえではなくなります。
とても勇気のいることです。
でも自分のからだやこころが壊れてしまってからでは、手遅れなのです。
自分を守れるのは自分だけ。
勇気を持って辞めた先には、新たな世界が広がります。
どんなに小さい世界で生きてきたんだろうということに気付きます。
看護はあなたの一部であって、すべてではないのです。
わたしも早く気付けていたらよかったです。